令和4年1月26日
保護者様 各位
「障害児相談支援における基礎的知識の可視化のための研究」へのご協力のお願い
大正大学心理社会学部
教授 内山登紀夫
現在,私たちは 令和3年度厚生労働省科学研究助成金(障害者政策総合研究事業)において「障害児相談支援における基礎的知識の可視化のための研究」を実施致しております。障害児相談支援において支援の質の向上を図り,相談支援のサポートブックを作成するために,相談支援を利用されている方々から現状や今後の課題等についてのご意見を幅広く収集することを目的としています。
つきましては,障害児相談支援事業所を利用されているお子さまの保護者様に,アンケートにご協力をお願いできれば幸いです。
1. 研究の目的:障害児相談支援における実態や今後の課題等を検討します。
2. 研究の方法:ウェブアンケートで約15分です。
3. 調査期間:2022年1月26日(水)~2月9日(水)です。
4. 対象者:障害児相談支援を利用されているお子様の保護者様です。
(成人の方の保護者様は対象外となります)
5. 依頼内容:ウェブアンケートへのご回答をお願いいたします。以下のURLまたはQRコードからアクセスしてください。
URL:https://tkypsychsurvey.qualtrics.com/jfe/form/SV_7VAsBERa1l5WUp8
QRコード:
6. 研究への参加で調査協力者が受けられる利益:回答の謝礼として,希望される方には,先着200名様に500円のクオカードを後日進呈いたします。また,間接的に今後の相談支援の質の向上が期待されます。
7. 研究への参加で調査協力者が被る不利益:研究にご協力いただくために,約15分程度の時間を割いていただくことになります。
8. 研究対象の個人情報の取り扱い方法:個人名の個人情報は収集せず,無記名でのアンケート回答をお願いいたします。
9. 研究成果の公表方法:本研究の成果は,学会誌や報告書等において報告される予定です。その際,個別の結果ではなく,全体のデータが用いられます。また,どのような報告においても個人情報の保護には十分に配慮いたします。
10. 研究についての問い合わせ先:大正大学心理社会学部臨床心理学科教授内山登紀夫
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨3-20-1
E-mail:uchiyamaresearch@gmail.com
2017年6月28日、佐々木正美先生のご逝去の報せを、全国の多くの方々が大きな衝撃と深い悲しみとともに受け止められたことと思います。先生のご遺志により、ご家族だけで行われた告別式の直後からの、お別れの会を望む方々の数多くの声を私たちは受け止め、有志による「佐々木正美先生 お別れの会」を開催させていただくことといたしました。
多くの皆さまがご承知のとおり、あまり晴れがましく派手なことはお好みになられない佐々木先生でした。このお別れの会には、組織や法人としてではなく個人として佐々木先生への思いのある方々にお集まりいただき、先生の思い出を語り、それぞれの中で振り返り、心に刻むことのできるひと時にしていただければと思っております。
「お別れの会」では、自閉症の人の支援にかかわる方々や保育関連で、佐々木先生から直接、間接にご指導を受けられた方々に思い出を語っていただくセレモニーと、皆さまに献花いただくシンプルなものを考えております。なお、お食事の用意はございません。
ご参会いただく方は事前にお申し込みください。
「佐々木正美先生 お別れの会」
と き 2017年12月9日(土) 11時~12時半
ところ ホテル グランドヒル市ヶ谷 瑠璃
JR、東京メトロ(地下鉄)有楽町線、南北線・都営新宿線
市ヶ谷駅徒歩3分 東京都新宿区市谷本村町4-1
お花代 お一人2千円
※ お香典などは辞退いたします。
お別れの会当日は、平服でお越しいただきますようお願いいたします。
お申し込み 事前にメールかFAXで、以下を事務局あてお送りください
①お名前 ②住所 ③電話番号 ④所属先などお立場
メール papakocya@yahoo.co.jp
FAX 045-942-1099
発起人 (順不同、敬称は省略させていただきます)
《代表》 内山登紀夫(よこはま発達クリニック)
《代表》 市川宏伸(日本自閉症協会)
江崎康子(神奈川県自閉症児・者親の会連合会)
望月節子(NPO法人ワークステーション)
藤森昇治(元横浜やまびこの里)
八島敏昭(横浜やまびこの里)
中野美奈子(横浜市自閉症児・者親の会)
金子ゑい子(元横浜市公立保育園)
長岡蕙樹(明星こども園)
末光 茂(旭川荘)
岡田喜篤(北海道療育園)
大場公孝(侑愛会)
原 仁(小児療育相談センター)
門 眞一郎(西陣麦酒計画)
鈴木 敦(福音館書店)
志賀利一(国立のぞみの園)
藤村 出(NPO法人SUN)
福田年之(朝日新聞厚生文化事業団)
ハッペ先生の講演会
講演: Francesca Happe (University of London)
『ASDを理解するー認知神経発達の視点から』
■演者;フランチェスカ・ハッペ教授
このたび来日されるハッペ教授の講演会を開催します。
ハッペ先生は自閉スペクトラム症の研究における認知神経科学を専門とされ、
現在、国際自閉症学会の会長、キングスカレッジロンドン精神医学研究所のMRC社会・遺伝・発達精神医学センターの
センター長を兼任されています。
日本でも有名な「心の理論」や「弱い中枢性統合」の研究をウタ・フリス先生と共同で長年に渡ってされてきました。
自閉症の認知心理学的理解に関心のある方のご参加をお待ちしております。
なお講演には逐語通訳がつきます。
日時:2015年7月24日(金) 18:30-21:00 (開場18:10)
会場:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター ホール8C
※アクセス http://www.kashikaigishitsu.net/faci…/cc-tokyo-yaesu/access/
定員: 先着120名 (通訳付き、参加費無料、資料代等1000円)
申込方法:ご氏名とご所属をご記入の上、
t.uchiyamaken@gmail.com
宛にメールにてお申込みいただきますようお願い致します。
特に返信はしませんので、直接会場へご来場ください。
自閉症スペクトラム障害の診断を受けたお子さんの親を対象とした教室を行います。
①幼児・学童グループ 定員10名
②高機能自閉症スペクトラム障害の思春期・青年期グループ 定員10名
開催日(全6回)
10月12日、10月19日、11月16日、12月7日、1月18日、2月1日(全て金曜日)
詳しくは、下記の案内・研究のご説明をお読みください。
メールでのお問い合わせ・お申込は、 team_uchiyama_f@yahoo.co.jp
1)自閉症支援トレーニングセミナー 公開講座
日時 平成24年8月4日(土) 10:00~16:45
会場 パルセいいざか
講師 内山登紀夫先生
諏訪 利明先生
安倍 陽子先生
中山 清司先生
※終了いたしました。
2)ゲーリー・メジボフ教授による「自閉症」を正しく理解する講演会を
長崎と、東日本大震災被災3県で開催します!
日時 平成24年9月1日(土) 10:00~16:15
会場 福島学院大学 千葉記念ホール
定員 300名
※終了いたしました。
http://www.asahi-welfare.or.jp/info/2012/tokyo/ziheisyoukouennkai2012.html
2)日本発達障害ネットワーク(JDDNET)第8回年次大会
日時 平成24年12月2日(日) 10:00~16:40(予定)
会場 福島大学
定員 1000名
【共生社会を創る愛の基金】記念シンポジウムのご案内です。
*村木厚子さんの基金です
7月8日(日)銀座ブロッサム(定員900名)
◆午前の部9:30~13:00 資料代4000円(当日支払)
【罪に問われた障がい者の支援の現状】
実践報告 4本
・地域生活定着支援センターの活動報告、
・更生保護施設「雲仙・虹」の実践報告
・矯正の現場(医療少年院)から
・被疑者・被告人への支援(長崎の実践から)
調査報告 2本
・イギリスにおける「AA制度」
・イタリア・ノルウェーの刑事政策から
◆午後の部14:00~17:00 参加費 無料
【「累犯障がい者」を知っていますか?】
開会挨拶 村木厚子
基調講演 山本譲司「『累犯障がい者』との出会い」
鼎談 「取り調べの現場に期待するもの」
江川紹子、周防正行、村木厚子
閉会挨拶 浅野史郎
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司会 | : |
内山 登紀夫(福島大学大学院人間発達文化研究科) 神尾 陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部) |
発表者 | : |
未診断自閉症スペクトラム児者の精神医学的問題 神尾 陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部) 成人に至って受診した自閉症スペクトラム患者の特性 内山 登紀夫(福島大学大学院人間発達文化研究科学校臨床心理学専攻) 自閉症スペクトラムを告知するということ ―カウンセリング技法としての 医学心理学教育(告知)― 吉田 友子(よこはま発達クリニック, ペック研究所, 吉田クリニック) 自閉症スペクトラム障害成人への感情コントロール促進プログラムの有効性の検証 黒田 美保(淑徳大学総合福祉学部実践心理学科) 養育者の育児行動を支える神経基 則内 まどか(首都大学東京大学院フロンティアヘルスサイエンス学域 脳機能解析科学分野, 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部) 〔指定発言〕 カテゴリーかディメンジョンか 臨床的関与における診断、アプローチの寄与 黒木 俊秀(国立病院機構 肥前精神医療センター臨床研究部) |
コーディネーター | : | 神尾 陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部 |
平成24年度前期 自閉症スペクトラム障害親教室開催
この親教室では、自閉症スペクトラム障害の子どものものの見方・感じ方の特性や、行動上の特徴について、保護者の方が理解を深めることを目指しています。また、お子さんが安心して生活することができるようにするために「親はどんな関わりをしたらよいか」「何をどう教えていくか」を理解し実践できるようにすることや、親同士が互いに支え合い自信を持って子育てに取り組めるようになることも目指しています。さらに、成長に伴う特性や行動特徴の変化について、学校や社会とどのように協力していくか、社会福祉制度についてなども取り上げます。参加者同士での自由な情報交換や話し合いの時間(フリータイム,後半30分程度)も設けます。
<親教室のプログラム(予定)>
第1回 自閉症スペクトラム障害の理解 (担当:教授 内山登紀夫)
第2回 認知の特性と自閉症の文化 (担当:研究員 吉田香織、以下6回まで)
第3回 支援の原則
第4回 構造化について
第5回 不適応行動への対応
第6回 制度と社会資源
※前期の参加者募集は終了しました。後期(10月~)については、予定が決まり次第お知らせいたします。
Pharma Medicaに下記の論文が掲載されました。
吉田香織、内山登紀夫:広汎性発達障害の心理社会的支援をめぐって、Pharma Medica、Vol.30 (4)、33-36、2012.
小児看護にASDの子どもに小児科病棟でどう対応するかについての田中恭子先生との共著論文が掲載されました。
田中恭子、内山登紀夫:小児科病棟での対応、小児看護、Vol35, 600-606, 2012.
日本小児科学会でシンポジウムに参加しました。
第 115 回日本小児科学会学術集会
セッション名:SS7 分野別シンポジウム 7
テ ー マ:エビデンスにもとづく発達障害の対応と治療法
日 時:2012 年 4 月 21 日(土)(第 2 日目) 9:50~11:50 セッション時間:120 分
会 場:福岡国際会議場3階 メインホール第1会場
座 長:稲垣 真澄先生(国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所) 小枝 達也先生(鳥取大学地域学部地域教育学科)
シンポジスト:
SS7-1 発達障害支援策の客観的評価~二次元尺度化システムの開発
稲垣 真澄 先生(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所)
SS7-2 RTI モデルを取り入れた発達性読み書き障害の発見と治療介入 ~鳥取大学方式の紹介~
小枝 達也 先生(鳥取大学地域学部地域教育学科) SS7-3 エビデンスに基づいた発達障害の対応と治療法
自閉症スペクトラムについて 内山 登紀夫 先生(福島大学人間発達文化学類大学院)
SS7-4 注意欠陥多動性障害のエビデンスにもとづく治療法 山下 裕史朗先生(久留米大学医学部小児科)
Department of Psychiatry and Psychiatry for Parents and Children, Nagoya University Graduate School of Medicine, Nagoya, Japan; Yokohama Psycho-Developmental Clinic, Yokohama, Japan.
The aim of this study was to investigate the relationship between autism spectrum disorder (ASD) and general vaccinations, including measles-mumps-rubella (MMR) vaccine, in Japanese subjects, a population with high genetic homogeneity.
A case-control study was performed. Cases (n=189) were diagnosed with ASD, while controls (n=224) were volunteers from general schools, matched by sex and birth year to cases. Vaccination history and prenatal, perinatal, and neonatal factors from the Maternal and Child Health handbook, which was part of each subject's file, were examined. To determine the relationship between potential risk factors and ASD, crude odds ratios (ORs) and 95% confidence intervals (95% CIs) were calculated, and the differences in mean values of the quantitative variables between cases and controls were analyzed using an unpaired t-test. Moreover, MMR vaccination and the effect of the number of vaccine injections were investigated using a conditional multiple regression model.
For MMR vaccination, the OR was 1.04 (95% CI, 0.65-1.68), and no significant differences were found for the other vaccines. For all of the prenatal, perinatal and neonatal factors, there were no significant differences between cases and controls. Furthermore, regarding the presence of ASD, MMR vaccination and the number of vaccine injections had ORs of 1.10 (95% CI, 0.64-1.90) and 1.10 (95% CI, 0.95-1.26), respectively, in the conditional multiple regression model; no significant differences were found.
In this study, there were not any convincing evidences that MMR vaccination and increasing the number of vaccine injections were associated with an increased risk of ASD in a genetically homogeneous population. Therefore, these findings indicate that there is no basis for avoiding vaccination out of concern for ASD.
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